2021年7月18日日曜日

#京都回想記#【03.幼稚園のころ】

京都回想記【03.幼稚園のころ】


 幼稚園の写真、上は音楽会、下は遠足に出かけるところだと思われる。

 音楽会の担当バートは小太鼓。よくみると打楽器ばかりで、音階を演奏できるのは木琴程度のようだ。園児にまともな合奏を期待するのは無理で、ベースのメロディは先生がオルガンでも奏でたのだろう。太鼓系は間違うと際立つので、それなりにしっかり出来る子を選んだと思われる。さすがにどんな曲を演奏したのかは、憶えていない。

 下段の写真は、遠足に出かけるときに整列したシーンであろう。写真など撮られることが少なかったので、いざ撮る状況になると固まってしまう癖があったようだ。こういう姿をみると、思春期以降、写真を撮られるのを極度に嫌がったのが分る気がする。

 幼稚園には、一年保育と二年保育があったが、二年も必要ないだろうと、一年だけ通った。入園したときの担任は、若くてきれいで優しい女の先生だったが、園長先生と馬があわないとかで退園して、途中からちょいとキツメのメガネ先生に代わったのが残念だった。


 写真日記風になってきたが、この時期の記憶があまり蘇って来ずに、仕方なしに写真を頼りに思い出そうとしてみた。幼稚園での記憶も、楽しかったかどうか、可もなく不可もなしという感じでとりとめもない。幼稚園は午前中で終り、家に帰ってからの時間の方が長かった。

 近くの總神社の秋祭りでは、3基の子供神輿が出たが、幼稚園児のときは担がせてもらえず、槍持ちや提灯持ちとして行列に参加した。この時期は、外で走り回るより家遊びを好んだ。近所の年上の女の子らと、ままごと遊びなどしていて、ひ弱な子供だったようだ。

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